食への感謝と命の祈り
日本廻国(京都~南房総千倉)
~百年に一度の「万人の行く末を願う
令和千倉観音大巡行」~
日本廻国(京都~南房総千倉)
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庖丁式
~百年に一度の「万人の行く末を願う令和千倉観音大巡行」~
大地震 富士山噴火 コロナのような疫病
それらがおさまるまで共助して耐え忍び、
鎮静化をみて
今度は皆様の行く末を願って
日本全土を観音像と歩くという歴史ある大巡行。
これが『日本廻国』です。
それらがおさまるまで共助して耐え忍び、
鎮静化をみて
今度は皆様の行く末を願って
日本全土を観音像と歩くという歴史ある大巡行。
これが『日本廻国』です。
日本廻国の現在地
行脚の現在地
10/23東京新聞「日本橋、浅草橋で御開帳」(ウェブサイトはこちら)
10/11神静民報「日本廻国 箱根を巡航 復興など願い 関所から甘酒茶屋へ」
10/11東京新聞「連休中に箱根峠越え 甘酒茶屋で本尊ご開帳」
日本廻国 10月の各地でのイベント
10月8日(日)~9日(月)13時~
箱根甘酒茶屋に集合。御開扉(ごかいちょう)と箱根の山越え 山車曳き体験を開催予定。記念御朱印札、お守り授与。
10月21日(土)13時~16時予定
日本橋道路元標付近日本橋南詰(東京国道事務所に許可申請中)にて御開扉(ごかいちょう)。 記念御朱印札、お守り授与。
10月22日(日)13時~16時
浅草橋技研ベース前(台東区浅草橋1-12-4)にて御開扉(ごかいちょう) 。記念御朱印札、お守り、山車曳き体験も併せて行う予定。
日本廻国を行っている高徳院 住職 星 孝芳さんは日中巡行し、夜は下記SNSにアップしています。フォローをお願いします
出陣式のご案内
京都にて庖丁式を執り行います
令和5年8月28日(月) | 12時~ | 『出陣式』庖丁式奉納・宮川町「京おどり」奉納 於 竹茂楼 |
古来は宿場にて陣を設け、必ず陣形を整える『出陣式』を行ったであろうことから、今回も厳粛かつ優美に出陣式を執り行う準備を進めています。
四條流庖丁式にて御魚の奉納が執り行われることから、出陣の場は極めて荘厳が整いし空間を準備すべきと惟て厳選し、京懐石美濃吉本店『竹茂楼』での開催を懇願いたしました。
京懐石美濃吉本店『竹茂楼』について
- 元禄の大地震富士山宝永大噴火にて高徳院がはじめて日本廻国を行った時、腰掛茶屋を営んでいた老舗です。当時の高徳院日本廻国一団も立ち寄ったと思われます。今は京懐石の名店となっています。
- 庖丁式に使われる神具『真菜箸』は竹に思想の源があります。竹の名を冠し、繁栄を願って竹が植えられている「竹茂楼」は、庖丁式にふさわしいと感じられます。
美濃吉本店 竹茂楼
庖丁式について
庖丁式とは、烏帽子・直垂をまとった庖丁人が、庖丁とまな箸を用いていっさい手をふれることなく、黒鮑(くろあわび)、鰍(いなだ)といった地元の魚介を調理する儀式。
平安時代に起源があるとされ、宮中行事の一つとして伝えられてきました。
高家神社では、春や秋の例大祭や感謝祭で、年に3回、庖丁式が執り行われます。一般の方もその儀式をご覧いただけます。
平安時代に起源があるとされ、宮中行事の一つとして伝えられてきました。
高家神社では、春や秋の例大祭や感謝祭で、年に3回、庖丁式が執り行われます。一般の方もその儀式をご覧いただけます。
日本唯一の伝統文化『日本廻国』
江戸の人口を半分にまで貶めた、元禄大地震大津波、富士の宝永大噴火に端を発し、百年に一度と言われる程の大災害や疫病などの大厄災が発生する度に地域を救い、鎮静と共に百年先の国家万民の行く末を願って高徳院から観音像を出陣させ、江戸は日本橋から東海道を観音像と共に歩き、日本全土を志願者と共に祈り歩く、歴史ある大巡行が行われてきました。この当時では命懸けの日本廻国は、幾つかの寺院でも行われていましたが、今は日本で唯一、南房総千倉の「高徳院」のみとなりました。
近年では、令和元年からコロナ禍の中断を挟み令和四年にかけて、京都総本山智積院に向け出陣し往路700キロの「日本廻国京都巡行」を成し遂げました。
そして、令和5年8月28日に京都から南房総千倉までの復路を観音像と共に出発します。道中では日本廻国中にしか発行されない「特別御朱印」を授与。百年先の万民安泰を願い復路700キロ(往復1400キロ)の『命』の大巡行が京都から始まります。
近年では、令和元年からコロナ禍の中断を挟み令和四年にかけて、京都総本山智積院に向け出陣し往路700キロの「日本廻国京都巡行」を成し遂げました。
そして、令和5年8月28日に京都から南房総千倉までの復路を観音像と共に出発します。道中では日本廻国中にしか発行されない「特別御朱印」を授与。百年先の万民安泰を願い復路700キロ(往復1400キロ)の『命』の大巡行が京都から始まります。
大厄災の度に繰り返し地域を支えた、懸命一途な『命の背中』
19歳で先師先人の背中を見た頼善法師
廻国道中に天寿に至る者もいた程の、まさに懸命一途な日本廻国一団を目の当たりに出迎えた19歳の若き高徳院僧侶頼善法師という者がいました。頼善が42歳の時、「令和元年房総湾台風」と全く同じ、安房・江戸・長野に大災害をもたらせた「戌の満水」という大型台風により米不足に陥り、多くの餓死者を出しました。頼善は先師先人に習い地域を救いますが、なんと地域支援を終えた3年後に国家万民の安寧を祈り若くして地中で即身仏となりました。その自らを捨て民を先とするその背中は、次の若人に継承され、天明・天保の飢饉にまで受け継がれ、今に紡がれ、令和の大厄災を乗り越える源となりました。今も菊の御紋が刻まれた「入定塚」が大銀杏の木陰にまつられており、入定の横穴も昭和後期までそのままでした。
高徳院から命懸けな日本廻国が幾度も行われてきた
- 1703年の元禄大地震とその余震1707年の富士の宝永大噴火では、餓死者も出て安房の国27町村が一揆をおこす。その際、1709~23年に栄智法印の弟子5名と修験者2名が同行8人と日本廻国したと廻国塔に刻まれています。
- 1742年戌の満水と呼ばれる大水害が発生。19歳で同行8人の背中を目の当たりにしていた頼善法師は1745年入定し即身仏になりました。
- 1782-1788年天明の大飢饉の時も、先師先人と同じように子々孫々の安寧を願い、1790-1799年に圓順法師と村を代表した石井平次郎の二人が日本廻国を行いました。その二人を知る家は繁栄し、今もその家に子孫が残ってます。
- 1803年天保の大飢饉の頃、遍路や巡礼が盛んではありましたが、四国と百観音霊場を巡拝しています。
日本の歴史を学ぶと、困難な時期でも人々が団結して乗り越え、伝統や信仰に支えられながら進んできたことがよくわかります。このような精神は、日本の文化や社会に根付いており、現代においても大切にされています。
日本全土を観音像と歩く『日本廻国』も、過去の経験から学び、共助し、困難を乗り越える力を持ちながら、未来に向かって進むことができる日本人の精神性から生まれたものであり、日本人の強みの一つだと言えるでしょう。
日本全土を観音像と歩く『日本廻国』も、過去の経験から学び、共助し、困難を乗り越える力を持ちながら、未来に向かって進むことができる日本人の精神性から生まれたものであり、日本人の強みの一つだと言えるでしょう。
地域を護り続ける高家神社と神仏習合の高徳院
高徳院
高徳院の起源は、分け隔てなく神仏をまつる「神仏習合」の密教寺院であり、村の氏神大社の代頭も務めていました。年号は明確ではありませんが、1300年前に開かれた清澄寺の末寺として開山した修行道場「根久保高徳院」が始まりであると古文書に記されます。そこから700年が経った頃に、里見氏の篤信を受け「里見氏正木大膳亮祈願寺」となり、今は地域の祭礼を担い続ける地域の名刹寺院の一つとなりました。
「高徳院虚空蔵堂節分祭」は千倉町の商店街に支えられ、賑わいを見せています。正月は千倉町民や観光客が主となる「初日の出大護摩祈祷」が行われます。
高家神社
高家神社は、料理の祖神磐鹿六雁命(いわか むつかりのみこと)を祀っている神社であることから、日本で唯一の料理の神様といわれています。庖丁と真菜箸を用い、食材に一切手を触れることなく、鯉、真鯛、真魚鰹(まながつおなど)をさばく四條流庖丁式は、毎年5月17日・10月17日(旧神嘗祭かんなめさい)・11月23日(旧新嘗祭にいなめさい)に高家神社境内で執り行われています。
現在は、高家神社が区民の氏神を司り、高徳院と協力し『食と命』の御利益を祈り、歴代宮司と町民の安寧を共に願ってきた地域文 化があり、今後も更に「高家神社・高徳院」が共に堅き誓願を天に合わせ立て、国家万民の安寧を祈る事とあいなり、京都の出陣式 で『庖丁式』奉納を執り行う運びとなりました。
関東運輸局の【江戸街道プロジェクト】に賛同致します
日本橋を起点とする五街道と、その枝道として整備された水戸街道や成田街道等の脇往還(以降、五街道と脇往還を合わせて「江戸街道」という。)については、広域関東エリア(※)を網羅しており、現在でもこの江戸街道沿いには歴史的な観光資源はもとより、食や文化など魅力的なコンテンツが豊富に点在しています。
そこで、現在「Tokyo & Around Tokyo」として展開している広域関東を「江戸街道」という統一テーマによって更にブランディングすることで、効果的に国内及び海外へ発信し誘客を促進させ、各地域の街道観光の啓発や、機運の醸成を通じて、コロナ禍で疲弊した広域関東に元気をとり戻す取り組みを行います。
また、広域関東として地域の特性を活かしながら、DMO等が地域において稼げる仕組み作りを行います。
(※…福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県の1都10県)
そこで、現在「Tokyo & Around Tokyo」として展開している広域関東を「江戸街道」という統一テーマによって更にブランディングすることで、効果的に国内及び海外へ発信し誘客を促進させ、各地域の街道観光の啓発や、機運の醸成を通じて、コロナ禍で疲弊した広域関東に元気をとり戻す取り組みを行います。
また、広域関東として地域の特性を活かしながら、DMO等が地域において稼げる仕組み作りを行います。
(※…福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県の1都10県)
- 日本廻国(京都~南房総千倉)× 庖丁式
主催 -
日本廻国実行委員会
TEL (0470)28-5307 南房総市観光インフォメーションセンター
E-Mail info@cm-boso.com - 後援
-
国土交通省関東運輸局
公益社団法人千葉県観光物産協会
南房総市
一般社団法人 南房総市観光協会
千倉地域づくり協議会『きずな』
成田空港活用協議会
一般社団法人 日本ウォーキング協会 - 協力
-
高徳院
高家神社
四條流一門(庖丁式)
近畿日本ツーリスト(株)
(株)クラブツーリズム